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最新記事【2008年10月15日】

サブプライムローン問題で世界的に金融不安が巻き起こっています。
株式は大暴落。
世界大恐慌になるともいわれています。

日本の金融機関は比較的元気でいられるのは、サブプライムローンを債権として含んだものをあまり持っていないからです。
日本のバブル崩壊で、日本の金融機関はそれらを買う余裕がなかったのです。
いったい何が幸いとなるかは全く分からないものですね。

グローバル・ソブリン ファンドも金融商品ですから少なからず影響を受けることはあります。
グロソブは世界的な金融不安でどんな影響を受けるかと考えると、基本的にはソブリン債自体は大きな問題は無いです。
逆に安全性が高い商品として見直されているでしょう。
株式関係の投資信託であればとんでもないことになっているはずで、それに比べれば痛手としてはずっと小さいものです。

グロソブに影響してくるのは円高です。
円高となることで海外からのソブリン債から得られる収益も目減りしてしまいます。

ある意味、トヨタ自動車などの輸出産業と同じなんですね。
円レートが大きく動くと、収益の見通しがかなりかわってしまいます。
相対的に資産も目減りしてしまいます。

欧米の金利が下がれば相対的に債権の価格は高くなるのですがそれにも限界があります。

これが欧米の金融危機で、特にグロソブの場合はヨーロッパ関係が影響が大きくなってしまいます。
これはグロソブだけでなく類似のファンドも全て同じです。

グロソブの基準価格は下がり7000円を割りました。
どこまで現行の配当を維持できるのかということは、不透明でもあります。

ただ、株式に投資している人に比べればまだまだましなものです。
何処に基準をおいて考えるかによって変わってきます。

いまであれば同じ資金でも多くの口数を買うことが出来ます。
本当のリスクヘッジとしては同じ商品を、定額で長い期間を少しずつ買って行くというのが一つの方法としてあります。
高いときは少ししか買えません、安いときはたくさん買えます。
トータルで見ると買い付けコストは下がります。

今をグロソブを買うチャンスと捉える人もいるでしょう。

ただ投資全てに関してはリスクがあって、全ては自己責任になることは忘れないようにしましょう。(投資しないことも、資産が目減りしてリスクとなる場合もありますし・・・)
グローバル・ソブリン(グロソブ)の配当が今後どうなっていくかは、一つの注目のポイントではあります。

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