グロソブを運用する為の組織体制
グロソブ(グローバル・ソブリン・オープン)がどのように運用の仕方を決定しているかを見てみましょう。
一番大元の組織として、投資環境検討会議があります。
原則として月に1回開催されて、経済や環境面などの中長期的な見通しを立てて投資環境に関しての検討が行われます。
この予測を受けてグロソブの運用部門が運用会議を月一回行われます。
具体的な運用方針と収益分配金などに関して決められます。
この運用方針を元にファンドマネージャーが運用計画の作成や実際の売買の指示がされます。
トレーディング部が最終的にグロソブを構成しているソブリン債などの売買の実施を行います。
これらの仕組みを脇から支えるのがリスク管理部門(運用リスクを管理したり、運用実績の評価・分析を行う)やコンプライアンス部(法令順守されているかの管理)などがあります。
グロソブ(グローバル・ソブリン・オープン)が実際に市場にお金を投下するまでには何段階もの手続きを踏むんですね。
このように何重もの段階を経て安定した運用を行う仕組みになっています。