グロソブの島といわれる小豆島
グロソブ(グローバル・ソブリン・オープン)へ投資している人口密度が非常に高いところがあります。
完全に正確な数字があるわけではありませんが小豆島です。
小豆島は穏やかな瀬戸内海に浮かぶ島で、瀬戸内海の中では2番目に大きい島です。
小豆島にある山星ヶ城は瀬戸内海の島々の中で一番高いので、瀬戸大橋と大鳴門橋を同時に見渡すこともできます。
豊富な観光資源などはありますが、大きな産業がないので若い世代は外へ出て行ってしますので高齢化が進んでいます。
(これは小豆島だけの問題ではありませんが・・)
そんな小豆島を、グロソブを運用する国際投信投資顧問は聖地と呼んでいます。
グロソブの残高は100億円を越えているのですが、わずか人口3万2500人のと考えると異常ともいえる数字です。
これが小豆島が「グロソブの島」といわれる由縁であり、「グロソブの聖地」となっているのです。
グロソブは毎月の配当が得られるので、銀行の利息では全く生活の足しになりません。
そんな状況に不満を持っている人の資金がグロソブへと流入していったのですね。
グロソブは投資信託ですから、元本は保証されませんが、かなり安全性が高く設計されています。
投資という観点からすれば福利を利用するため、配当をさらに次の投資に回すの定石です。
もちろんグロソブでもそのような選択は可能です。
特に小豆島の場合、島という空間が閉じられていた地理的要素も大きいでしょう。
口コミなどによる拡大もこれだけの大きな投資になった要因の一つです。
特に、お年寄りにとってみれば、現在の資金を倍にする必要はないので、毎月配当を受け取るほうが多いようです。
お金がお金を生んでいることも実感できるので、解約も少なくなるのでしょう。
このあたりの選択は、人それぞれの状況で今後の資産形成を考えて選択すればよいことですね。
ただ最近は、小豆島の資金運用も変わりつつあるようです。
島民の投資への知識が増えたということもあるでしょうが、このような状況を他の証券会社などが黙って見ているはずがありません。
支店がないような証券会社までが、小豆島で投資信託の説明会やセミナーを開いているのです。
新興国へのファンドへとすししたりする人も増えてきているようです。
銀行に眠っているお金が動くということは、経済にとっても悪いことではありません。